安全なおいしさから大人気
十勝のあずきが生まれるまで
「道東ライス」のある十勝・幕別町では、あずきの栽培が盛んに行われています。農家の人たちは春から晩秋にかけて、ツヤツヤと輝くあずきを大切に育てているのです。種まきから収穫、出荷まで、あずき栽培の流れをご紹介します。
5月畑を覆っていた雪がすっかり消えて、気温が上がってきたらあずきの種まきシーズンです。広大な畑に種をまいていきます。
6月〜7月10日ほどで芽が出て、ぐんぐん育っていきます。
8月畑一面が緑の葉で覆われます。黄色くて小さな花も咲きます。
9月細長いサヤが付いて、少しずつ熟していきます。
10月茎が枯れて畑が茶色くなったら収穫時期。刈り取った豆は茎ごと積み上げて乾燥させます。これは「ニオ」と呼ばれていて、山積みになった上に青いビニールがかけられているものは、北海道の秋の風物詩として親しまれています。
11月乾燥したら脱穀します。赤く輝くあずきは選別されて、袋詰めされます。十勝のあずきは年間を通して出荷されています。
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